子ども達はたくさんの興味に出会う。
昨夜の雨の跡。
やわらかい濡れた地面にそっと足を出す。
どこまで行けるのか。そっとそっと。
雨上がりの青空にシャボン玉があがっていく。
「ふー」と勢いよく吹くと
たくさんのシャボン玉が舞い。
「ふぅ~」とやさしくゆっくり吹くと
大きなシャボン玉が膨らみ舞う。
子ども達の楽しさのなかに、発見や実験がある。
シャボン玉は風にのって幼稚園の屋根まで飛んでいった。
ブクブク.。o○.。o○ブクブク
泡がどんどん増えていく。
夢中になり、何度も息を吸い込み息を吹く。
いろいろなシャボン玉遊びを楽しんでいましたよ。
園庭の隅に顔を寄せ合う子ども達がいました。
子ども達は、ある生き物の居場所を知っている。
雨上がりは特にいることも知っている。
「先生見て」と嬉しそうに駆け寄ってきた。
大事そうに包んだ手をそっと開いて見せてくれた。
命を包み込んでいる手は優しくダンゴムシを包んでいた。
命の大切さって、こんなふうにも体験するんですね。
お片付けの時間になったとき…
3歳の男の子と女の子は、
ダンゴムシを「にがそっか」
「そうだね。おうちにかえそうね」と
会話していました。
生命の大切さと向き合うダンゴムシとのかかわりでした。
🌲今日の担当:土門 優