感性豊かなこの時期の子ども達に、鮭の遡上や湧水を見聞きする体験を通して、遊佐町の魅力を直に感じ取ってほしいとの願いで、園を飛び出して箕輪の牛渡川まで出かけました。
遊佐町が行っている出前講座『ジオパークを学ぼう』を利用し、箕輪鮭採捕場を見学しました。
採捕場を覗いてみると…
大きな鮭がたくさんいて🐟🐟🐟しかもジャンプジャンプで迫力満点でした😲
こん棒で鮭の頭を打ち、気絶させる貴重な体験も、させていもらった子ども達。活きのよい鮭の頭を打つのは至難の業でした。
これは、この日、一番大きかった鮭!!ものすごい大きさに驚きでした。
気絶した鮭のお腹を切ると…
宝石のようなイクラがドドドーッと出てきて、子ども達は大喜び✨
「イクラ、好きな人ー」と聞くと、ほとんどの子が「はーい!」と元気に返事。
好きな食べ物がどうやって作られているのかも知った子ども達でした。
故郷の川に戻ってくる鮭。
その生態と環境と食を守るために、このイクラ(卵)は大切にふ化させていることも教えてくれました。ふ化させた稚魚は、箕輪ふ化場では1,000匹放流し3匹戻ってくる程度だとか。
お次は「丸池様」に行きました✨
林に入る前にみんなお辞儀をしてから入ります。
ここで『ジオパークイズ』!!
「丸池様に住んでいるのは誰でしょう?」
①神様 ②仏様 ➂坊様
…丸池様には鳥海山の神様が住んでいるそうですよ。
綺麗で不思議な気持ちになる丸池様✨
水が湧いているスポットで、触ってみることに💧
「冷たい!ん?冷たくない!」「神様のにおいがする!!」など、いろんな声がありましたよ。
いったいこのきれいな水は、どこからくるんでしょうね。きっと小学校に行ったら、不思議を学びに変える続きがあるんでしょうね。
最後に、鮭の供養塔の話を聞きました。
「命をいただいた鮭」を供養している鮭のお墓に手を合わせました。
みんなでジオパーク記念写真📷
遊佐町の豊かな自然環境と、それにかかわる人たちの郷土を愛する活動。
自分達が住んでいる遊佐町の魅力を今回実体験した子ども達は、これからたくさんの興味を広げていくことでしょうね。
この体験学習に協力いただいた、鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会と箕輪鮭採捕場の皆様、子ども達に貴重な体験をありがとうございました。
保護者の皆様、防寒具等の準備していただき、ありがとうございました。
🌲今日の担当:年長担任より