年長組の園児が遊佐小学校におじゃまし、一年生の国語の勉強の様子を見せてもらいました。
　声をそろえて教科書を音読し、漢字の書き順をなぞる一年生はとても大きく見えました。
　その後、手をつないで校舎を案内してもらった園児たちは、ビオトープで靴を濡らしたり、理科室で人体模型に後ずさりしたりしながら、学校の雰囲気を楽しみました。

　手作りのプレゼントを大事そうに絵本バックにしまう園児たちを見つめる担任の眼差しには「ゆっくり、心の支度をととのえていこうね」そんな思いが込められているようでした。

　普段上級生からお世話されることの多い一年生にとって、この度の園児の訪問は自分たちがお姉ちゃんやお兄ちゃんになる貴重な機会となったそうです。一年生であっても、誰かのためになりたい、誰かの役に立ちたい、そんな思いが立派に育まれているのですね。

　日々の教育・保育に取り組んでいる私たちを温かく迎えてくれた遊佐小学校の校長先生はじめ先生方に心から感謝申し上げます。そして、この度のように子どもどうしが交流し合うことによって始まる幼小連携を大切にしていきたいと思います。