子ども達が杉の子幼稚園の歴史と文化をつないでいます
杉の子幼稚園の前で大勢の皆さんとオリンピック聖火リレーを観覧しました。
トーチが世界をつなぐように、「端午の節句」や「菖蒲たたき」、「笹巻づくり」等、杉の子幼稚園の伝統や文化も、子どもから子どもにしっかりつながっています。
6月7日、みんなの幸せを願って、菖蒲たたきを行いました
先生が、菖蒲とよもぎを藁で巻いて人々の健康と幸せを願ってきた伝統行事「菖蒲たたき」のいわれを教えてくれました。大きな音が出るほど願いが叶うんだよ、と聞いた子ども達は、力の限り菖蒲棒をたたきつけようとがんばりました。
「5月節句の菖蒲たたき!!」・・・先生から作ってもらったお気に入りの戦国武将の兜をかぶった子ども達から、一段と元気な声が聞かれました。
ちなみに、年長さんに人気の兜は、伊達政宗と楠木正成だったそうです。今年も杉の子幼稚園で伝統行事「菖蒲たたき」を行うことができたのも、保護者の皆様のご協力のおかげです。菖蒲棒をたくさん届けてくださりありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
年長さんがもち米を入れた笹巻を、みんなでいただきました
給食で庄内地方の郷土料理、笹巻をいただきました。「おいしいね」「はじめて食べたよ」の年長さんの声に、あれっ、去年も給食で食べたはずだけど…と思いましたが、やっぱり自分たちがもち米を入れてこしらえた笹巻は格別なんですね。お代わり分の笹巻もすべて完食。子ども達は、笹の香りと共にふるさとの味をしっかり心に刻んだようです。
年長さん、ありがとう。とってもおいしいよ。
昭和53年に佐藤周一様よりご寄附いただいた五月人形に、できたての笹巻をお供えし、みんなの幸せを祈りました。